安全・マナー

知識と配慮で、みんなが楽しめる空間に

危険性と一般常識・マナー

キャンプを安全に楽しむために、知っておくべき危険性と守るべきマナーをご紹介します。

危険性と対策

危険性と対策
1

火の取り扱い

焚き火やバーナーは便利ですが、取り扱いを誤ると大きな事故につながります。

  • 風の強い日は焚き火を控える
  • 消火用の水を常に準備
  • 就寝前は完全に消火を確認
  • バーナーはガス漏れチェックを必ず行う
2

天候の変化

山の天気は変わりやすく、急な雨や雷、強風に見舞われることがあります。

  • 天気予報を事前にチェック
  • 雨具は必ず持参
  • 雷が鳴ったら車や建物に避難
  • 強風時はテントが飛ばされないようペグをしっかり打つ
3

野生動物との遭遇

食べ物の匂いに引き寄せられた動物が近づくことがあります。

  • 食料はクーラーボックスや車内に保管
  • ゴミは密閉して管理
  • 夜間は食べ物をテント内に置かない
  • クマが出る地域では鈴を携帯
4

虫刺され対策

蚊、ブヨ、ダニなどの虫に注意が必要です。

  • 虫除けスプレーを使用
  • 長袖・長ズボンを着用
  • テントの網戸はしっかり閉める
  • 刺された場合の薬を準備
5

熱中症・低体温症

季節や時間帯によって温度差が大きいです。

  • 夏は水分補給をこまめに
  • 冬は防寒対策を十分に
  • 体調管理に気を配る
6

怪我のリスク

慣れない作業でケガをすることがあります。

  • 刃物の取り扱いは慎重に
  • 救急セットを必ず持参
  • 転倒に注意(特に夜間)

一般常識・マナー

一般常識・マナー
1

直火禁止のルール

ほとんどのキャンプ場では直火(地面で直接火を焚くこと)は禁止です。焚き火台を使用しましょう。

2

ゴミは必ず持ち帰る

「来た時よりも美しく」が基本。ゴミは分別して全て持ち帰りましょう。

3

騒音に配慮(特に夜間)

夜10時以降は静かに過ごすのがマナー。多くの人が就寝時間です。音楽も控えめに。

4

他サイトへの配慮

他人のサイトを横切らない。境界線を守る。洗い場やトイレは譲り合って使用。

5

自然を汚さない

洗剤は環境に優しいものを使用。植物を傷つけない。川や湖を汚染しない。

6

施設のルールを守る

各キャンプ場には独自のルールがあります。チェックイン時に確認し、必ず守りましょう。

7

チェックイン/アウト時間の厳守

次のお客様のため、時間はしっかり守りましょう。

安全とマナーを守ることで、自分も周りの人も快適にキャンプを楽しめます。不安な点があれば、キャンプ場のスタッフに相談しましょう。彼らは親切に教えてくれます。ルールやマナーは「制限」ではなく、みんなが気持ちよく過ごすための「配慮」です。これらを守って、素晴らしいキャンプ体験を作りましょう!