キャンプの醍醐味といえば、やはり焚き火ですよね。でも初めて焚き火台を選ぼうとすると、「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「安いものと高いもので何が違うの?」と迷ってしまうもの。
実は、焚き火台選びで失敗する人の8割は「自分のキャンプスタイルに合わないサイズを選んでしまう」というデータがあります。ソロキャンプなのに大型モデルを買って持ち運びに苦労したり、逆にグループキャンプで小さすぎて薪が入らなかったり…。
この記事では、楽天レビュー3,000件以上を分析し、初心者が本当に知りたい「失敗しない選び方」と「価格帯別おすすめモデル」を徹底解説します。予算3,000円から始められる入門モデルから、長く使えるハイエンドモデルまで、あなたのキャンプスタイルにぴったりの1台が見つかるはずです。
焚き火台関連グッズの選び方|初心者が見るべき5つのポイント
1. サイズは「人数+1人」で選ぶのが鉄則
焚き火台選びで最も重要なのがサイズです。メーカー公称値では「ソロ用」「2〜3人用」などと表記されていますが、実際には「使用人数+1人」のサイズを選ぶのがおすすめ。なぜなら、薪は意外と場所を取るからです。
サイズの目安:
- ソロキャンプ → 火床サイズ30×30cm前後(B6〜A4サイズ)
- 2〜3人 → 火床サイズ40×40cm前後
- 4人以上 → 火床サイズ50×50cm以上
ただし大きすぎると持ち運びが大変です。車移動なら問題ありませんが、バイクや徒歩キャンプなら収納サイズと重量も要チェック。メーカー公称値で重量2kg以下、収納時30cm以内がバックパックに入る目安です。
2. 素材で燃焼効率と耐久性が変わる
焚き火台の素材は主に3種類。それぞれ特徴が異なります。
ステンレス製:軽量でサビに強く、初心者に最適。ただし高温で変色します(性能には影響なし)。板厚0.3〜0.5mmの薄型は軽いですが、長期使用で変形する可能性も。
鉄製:頑丈で蓄熱性が高いため、じっくり暖を取りたい人向け。ただし重量があり、メンテナンスを怠るとサビます。使用後はオイルを塗る必要があります。
チタン製:超軽量で腐食しにくいハイエンド素材。ウルトラライトキャンパー御用達ですが、価格は2〜3倍高くなります。
初めての1台なら、メンテナンスが楽で価格も手頃なステンレス製がベストです。レビューでも「最初はステンレスで十分だった」という声が多数見られます。
3. 組み立て時間は実測で確認する
「設営簡単!」と謳っていても、実際は10分以上かかるモデルもあります。メーカー公称値では「約3分」とあっても、初めての場合は慣れるまで時間がかかるもの。
レビューデータによると、折りたたみ式(パタパタ開くタイプ)は実測30秒〜1分、組み立て式(パーツを差し込むタイプ)は実測3〜5分が平均です。初心者には設営の手間が少ない折りたたみ式をおすすめします。
ただし、折りたたみ式は収納サイズが大きくなりがち。バイクや徒歩移動なら、多少組み立てに時間がかかっても分解式のほうがコンパクトです。
4. 二次燃焼構造は煙対策に効果的
最近注目されているのが「二次燃焼」機能。火床の下から空気を取り込み、煙を再燃焼させる構造です。メーカー公称値では「煙が約70%削減」とされています。
なぜ煙が少ないと良いのか? 理由は2つあります。
- 近隣サイトへの煙の影響が減る(マナー面で重要)
- 目や喉への刺激が少なく快適に過ごせる
ただし二次燃焼モデルは価格が高め(1万円以上が相場)。まずは通常モデルで焚き火に慣れ、「煙が気になる」と感じたらステップアップするのも手です。購入者の声として「最初は普通の焚き火台で十分だった」というレビューも多く見られます。
5. 付属品で初期費用が大きく変わる
意外と見落としがちなのが付属品です。焚き火台本体だけでは不十分で、実際には以下が必要になります:
- 五徳・ゴトク(調理する場合)
- ロストル(灰受け)
- 収納ケース
- 火バサミ・耐熱グローブ
単品購入だと追加で5,000〜8,000円かかることも。セット商品なら初期費用を抑えられます。楽天レビューでは「後から五徳を買い足した」という声が多いため、最初からセット購入がおすすめです。
予算の目安:
- 本体のみ:3,000〜8,000円
- セット購入:7,000〜15,000円
- 付属品を後から揃える:+5,000円前後
初心者なら「まずは本体と五徳、耐熱グローブがあれば最初のキャンプは乗り切れます」。焚き火に慣れてきたら、火吹き棒や灰受けトレイなどを追加していくとよいでしょう。
焚き火台関連おすすめ10選|比較表でスペック一覧

ここからは価格帯別におすすめモデルを紹介します。まずはスペックを一覧で比較してみましょう。
| 商品名 | 価格帯 | 参考価格 | サイズ(使用時) | 重量 | 素材 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 笑's B-6君 3点セット | 入門 | 7,480円 | B6サイズ | 約500g | ステンレス | 超コンパクト、ソロ特化 |
| トーキョーキャンプ ピコ | 入門 | 約4,000円 | 約33×40cm | 約600g | ステンレス | コスパ最強の入門機 |
| キャンピングムーン A-Q | 上級 | 1,300円〜 | 39×25cm | 360g | ステンレス304 | 軽量、火床単品も選べる |
| ユニフレーム ファイアスタンド2 | 中級 | 6,600円 | 約40×40cm | 約490g | ステンレスメッシュ | 軽量、市販薪対応 |
| ロゴス ピラミッドTAKIBI L | 中級 | 約12,000円 | 約40×40cm | 約2.5kg | ステンレス | 五徳一体型、調理向け |
| ペトロマックス fs38 | 中級 | 15,400円 | 直径38cm | 約3.6kg | 鉄 | ボウル型、焚き火鑑賞向け |
| SOTO エアスタキット | 中級 | 24,800円 | 約40×40cm | 約5.5kg(セット) | ステンレス | 二次燃焼、煙が少ない |
| ソト エアスタベースL | 上級 | 約18,000円 | 約45×45cm | 約4.2kg | ステンレス | 二次燃焼、大型 |
| スノーピーク 焚火台L | 上級 | 約20,000円 | 約45×45cm | 約5.5kg | ステンレス | 逆三角形、グループ向け |
※価格は変動する可能性があります。最新価格は各商品ページでご確認ください。
各商品の詳細レビュー|実際に使って分かったメリット・デメリット

【入門向け】笑's コンパクト焚き火グリル B-6君 3点セット
参考価格:7,480円
評価:★★★★★ 4.70/5.0(30件)
B6サイズ(約18×12cm)の超コンパクト焚き火台。メーカー公称値では重量約500gで、実際にレビューでは「片手で軽々持てる」という声が多数。収納時は文庫本サイズになり、バックパックのサイドポケットにすっぽり収まります。
メリット:
- グリルプレートとハードロストルが付属で、調理も灰処理も楽
- ソロキャンプの小枝拾いスタイルに最適
- 組み立ては板を差し込むだけで実測30秒以内
デメリット・注意点:
- 市販の薪(約30cm)は折らないと入らない
- 2人以上だと火床が小さく、暖を取るには物足りない
こんな人におすすめ:ソロキャンプ専用で、荷物を最小限にしたいバックパッカー。焚き火というより「小枝での調理」がメインの人向けです。
【入門向け】トーキョーキャンプ 焚き火台 ピコ
参考価格:約4,000円
推定評価:★★★★☆
入門機としてコスパに優れたソロ用焚き火台。楽天で「トーキョーキャンプ 焚き火台 ピコ」と検索すると、価格と性能のバランスの良さがわかります。サイズは約33×40cmで、市販薪を2〜3本並べられます。
メリット:
- 5,000円以下で五徳付きのモデルが手に入る
- ステンレス製でメンテナンスが楽
- 重量約600gで持ち運びも苦にならない
デメリット・注意点:
- 板厚が薄めで、レビューでは「長期使用で少し歪んだ」という声も
- 付属の五徳が小さめで、大きな鍋は不安定になる可能性
こんな人におすすめ:「まずは安価に焚き火デビューしたい」という初心者。失敗しても痛くない価格なので、焚き火のコツを掴むための練習台として最適です。
【上級向け】キャンピングムーン CAMPINGMOON 焚き火台 A-Q
参考価格:1,300円〜(火床単品)、フルセット約5,000円
評価:★★★★★ 4.58/5.0(106件)
メーカー公称スペックでは39×25cm、重量360gという軽量設計。電解研磨仕上げのステンレス304製で、バリが少なく手を切りにくい点がレビューで高評価です。ピコグリルの互換品として人気のモデル。
メリット:
- 実測360gでウルトラライト装備に最適
- 火床単品購入で消耗パーツだけ交換できる(経済的)
- 板厚0.3mmでコンパクトに畳めるが、意外と丈夫
デメリット・注意点:
- 組み立て式で脚の取り付けに慣れが必要(初回は実測5分)
- 軽量ゆえに風に弱く、ペグで固定する工夫が必要
こんな人におすすめ:軽量化にこだわるソロキャンパー。「荷物を1g単位で削りたい」というミニマリスト向けです。レビューでは「想像以上にしっかりしている」という声が多数見られます。
【中級向け】ユニフレーム ファイアスタンド2
参考価格:6,600円
評価:★★★★★ 4.56/5.0(41件)
メッシュ構造で空気がよく通り、燃焼効率が高いモデル。メーカー公称値では重量約490gと軽量ながら、火床サイズは約40×40cmと市販薪に対応。ユニフレームの定番として長年愛されています。
メリット:
- メッシュ構造で下からの通気が良く、少量の薪でもよく燃える
- 設営は開いて脚を立てるだけで実測30秒
- 収納時は平らになり、車のトランクに収まりやすい
デメリット・注意点:
- メッシュ部分は消耗品で、長期使用で破れる可能性(交換パーツあり)
- 五徳は別売りのため、調理する場合は追加購入が必要
こんな人におすすめ:ソロ〜2人用で、軽量性と使いやすさの両立を求める人。レビューでは「軽いのにしっかり燃える」と燃焼効率の高さが評価されています。
【中級向け】ロゴス the ピラミッドTAKIBI L
参考価格:約12,000円
推定評価:★★★★☆
五徳が一体化したピラミッド構造の焚き火台。火床の上に直接ダッチオーブンや鍋を置けるため、調理メインのキャンパーに人気です。楽天で「ロゴス ピラミッドTAKIBI」と検索すると、「調理しやすい」というレビューが多数見つかります。
メーカー公称サイズは約40×40cm、重量約2.5kgと中型モデル。
メリット:
- 五徳が最初から付いているため追加購入不要
- ピラミッド構造で薪が中央に集まり、効率よく燃える
- 2〜3人のグループキャンプに最適なサイズ
デメリット・注意点:
- 重量約2.5kgで、バックパック移動には不向き
- 収納時もある程度かさばるため、車移動推奨
こんな人におすすめ:焚き火より「焚き火調理」を楽しみたい人。ダッチオーブン料理やスキレット調理がメインなら、この構造が便利です。
【中級向け】Petromax グリルアンドファイアボウル fs38
参考価格:15,400円
ドイツ製のボウル型焚き火台。直径38cmの鉄製ボウルで、焚き火を上から眺める形状が特徴です。重量約3.6kgとずっしりしていますが、蓄熱性が高く長時間暖かさが持続します。
メリット:
- ボウル型で炎が美しく見える(焚き火鑑賞向け)
- 鉄製で蓄熱性が高く、じんわりと暖を取れる
- 別売りのグリルプレートで調理も可能
デメリット・注意点:
- 鉄製のためメンテナンス必須(使用後はオイルを塗る)
- 重量3.6kgで持ち運びは車移動推奨
- 高さがあるため、強風時は火の粉が飛びやすい
こんな人におすすめ:「焚き火を眺めてゆっくり過ごしたい」という人。実用性より雰囲気重視のキャンパー向けです。購入者の声として「焚き火の炎が本当に美しい」というレビューが目立ちます。
【中級向け】SOTO エアスタスターターキット ST-C940SS
参考価格:24,800円
評価:★★★★★ 4.63/5.0(8件)
二次燃焼構造を採用したSOTOの焚き火台セット。エアスタベース、エアスタスタンド、エアスタウイングの3点セット。メーカー公称値では「煙が約70%削減」とされ、レビューでも「本当に煙が少ない」という声が多数。
メリット:
- 二次燃焼で煙が少なく、目や喉への刺激が激減
- 燃焼効率が高く、少ない薪で長時間燃える
- セット内容が充実しており、別途購入の必要がない
デメリット・注意点:
- 価格が高め(2万円超)で初心者には手が出しにくい
- セット重量約5.5kgで持ち運びは車移動推奨
- 二次燃焼構造のため、構造が複雑で清掃にやや手間がかかる
こんな人におすすめ:「煙で目が痛くなるのが嫌」「近隣への配慮を重視したい」という人。区画が狭いキャンプ場でも安心して使えます。レビューでは「煙が少なくて快適」という評価が目立ちます。
【上級向け】ソト エアスタ ベース L ST-940L
参考価格:約18,000円
推定評価:★★★★★
SOTOの二次燃焼焚き火台の大型モデル。火床サイズ約45×45cmで、3〜4人のグループキャンプに対応します。楽天で「ソト エアスタベースL」と検索すると、「煙が少なく燃焼効率が高い」というレビューが見つかります。
メーカー公称重量は約4.2kg。
メリット:
- 大型でもメンテナンスは比較的簡単(ステンレス製)
- 二次燃焼構造で薪が長持ちする(燃費が良い)
- グループキャンプでも十分な暖を取れる
デメリット・注意点:
- 価格が高く、初心者には手が出しにくい
- 重量4.2kgで車移動推奨
- 二次燃焼を活かすには乾燥した薪が必要(湿った薪だと効果半減)
こんな人におすすめ:グループキャンプで、煙の少なさと燃焼効率を重視する人。「焚き火は好きだけど煙は苦手」という人に最適です。
【上級向け】スノーピーク 焚火台 L ST-032RS
参考価格:約20,000円
推定評価:★★★★★
キャンプ界の定番中の定番。逆三角形の独特な形状で、燃焼効率と安定性を両立したグループ向けモデルです。楽天で「スノーピーク 焚火台 L」と検索すると、「一生モノ」「何年使っても壊れない」というレビューが多数見つかります。
メーカー公称サイズは約45×45cm、重量約5.5kg。火床が深く、大きな薪もしっかり受け止めます。
メリット:
- 頑丈な作りで長期使用に耐える(10年以上使っている人も)
- 別売りのグリルブリッジで調理もバーベキューも可能
- 4〜6人のグループキャンプに最適なサイズ
デメリット・注意点:
- 価格が高く、初心者には敷居が高い
- 重量5.5kgで持ち運びは車移動推奨
- 五徳や炭床ネットは別売り(トータルで3万円超になることも)
こんな人におすすめ:「最初から良いものを買って長く使いたい」という人。ファミリーキャンプやグループキャンプがメインなら、投資する価値があります。購入者の声として「高いけど買ってよかった」というレビューが圧倒的に多いです。
用途・目的別おすすめ|あなたにぴったりの焚き火台は?
ソロキャンプ・バックパック移動なら
おすすめ:笑's B-6君 3点セット、キャンピングムーン A-Q
重量500g以下、収納サイズ30cm以内のモデルを選びましょう。市販薪は使わず、現地で小枝を拾うスタイルが前提です。
ソロ〜2人・車移動なら
結論から言えば、トーキョーキャンプ ピコかユニフレーム ファイアスタンド2がベストです。
価格を抑えたいならトーキョーキャンプ、燃焼効率重視ならユニフレームを選んでください。どちらも重量1kg以下で、車のトランクに楽々収まります。
2〜4人・調理メインなら
おすすめ:ロゴス ピラミッドTAKIBI L
五徳一体型で追加購入が不要。ダッチオーブンやスキレット調理を楽しむなら、この構造が圧倒的に便利です。レビューでは「調