マナー・エチケット

知識と作法で、ワインをもっと楽しく

ワインのマナー・エチケット

ワインをより楽しむための基本的なマナーとエチケット。テイスティングの作法からレストランでの注文方法まで解説します。

テイスティングの基本

テイスティングの基本
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色を見る

グラスを傾けて白い背景にかざし、ワインの色合いを確認します。赤ワインなら紫がかった赤は若いワイン、レンガ色がかっていると熟成が進んでいるサインです。

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香りを楽しむ

グラスを静かに回して(スワリング)香りを立たせます。最初に感じる果実や花の香り、次に樽由来のバニラやスパイスの香りなどを楽しみましょう。

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味わう

少量を口に含み、舌全体で味わいます。甘み、酸味、渋み(タンニン)、苦味のバランスに注目。飲み込んだ後の余韻(アフター)の長さも品質の指標です。

レストランでのマナー

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ワインの注文

迷ったらソムリエに相談しましょう。料理のジャンル、好みの味わい(軽め/重め、辛口/甘口)、予算を伝えれば、最適な一本を提案してくれます。恥ずかしいことは何もありません。

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テイスティングの対応

ホスト(注文者)にテイスティングが求められます。少量注がれたワインの香りと味を確認し、問題なければ「お願いします」と伝えましょう。品質の異常(コルク臭など)がない限り、好みに合わなくても返品はマナー違反です。

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グラスの持ち方

ワイングラスはステム(脚の部分)を持つのが基本。手の温度でワインが温まるのを防ぎ、グラスのボウル部分が指紋で曇るのも避けられます。カジュアルな場ではボウルを持っても問題ありません。

保存と提供温度

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保存のコツ

ワインは温度変化、光、振動を嫌います。コルク栓のワインは横に寝かせて保存し、コルクが乾燥するのを防ぎましょう。理想的な保存温度は12-15°Cです。

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飲み頃の温度

赤ワインは16-18°C、白ワインは8-12°C、スパークリングは6-8°Cが目安です。冷蔵庫で冷やしすぎた赤ワインは、室温に少し置いてから飲むと本来の風味が楽しめます。

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開封後の保管

開けたワインは酸化が進むため、なるべく早く飲みきるのが理想です。真空ポンプで空気を抜くか、小さなボトルに移し替えて冷蔵保存すれば、2-3日は楽しめます。

ワインのマナーは堅苦しいものではなく、より美味しく楽しむための知恵です。基本を押さえたら、あとは自分のペースでワインを楽しみましょう。