キャンプを始めたばかりの方が最初に悩むのが、テーブル選びです。「どんなサイズがいいの?」「折りたたみ式と組み立て式、どっちがいい?」「予算はどれくらい?」といった疑問、ありますよね。
実は、筆者も初めてのキャンプで「なんとなくカッコいいから」という理由だけでテーブルを選び、サイトで組み立ててから「高さが合わない...」と後悔した経験があります。そんな失敗をしないために、この記事ではテーブル選びの基本から具体的なチェックポイントまで、初心者目線で徹底解説します。
最後まで読めば、あなたのキャンプスタイルにぴったりのテーブルが見つかるはずです。
そもそもキャンプ用テーブルとは
家庭用テーブルとの決定的な違い
「家にあるテーブルじゃダメなの?」と思うかもしれませんが、キャンプ用テーブルには明確な理由があります。
最大の違いは可搬性と耐久性。アウトドア用テーブルは折りたたみや分解ができ、車に積み込める設計になっています。また、地面が不安定な場所でも使えるよう、脚部の強度や安定性が考慮されています。屋外の急な雨や泥にも耐えられる素材を使っているのも特徴です。
家庭用テーブルを無理に持ち出すと、重くてかさばる上に、傷や汚れを気にしてキャンプを楽しめなくなってしまいます。専用品を一つ持っておくだけで、設営・撤収がグッと楽になり、キャンプの満足度が変わりますよ。
キャンプでのテーブルの役割
テーブルはキャンプの中心です。調理台、食事スペース、ちょっとした作業台、そして団らんの場所。すべてがこの一台に集約されます。
筆者の経験では、テーブルがないと地べたに荷物を置くことになり、砂や虫が食材に付きやすくなります。高さ30cm程度のローテーブルでも、地面から離れるだけで快適度が段違いなんです。家族4人で囲める程度のサイズがあれば、料理を並べても余裕があり、ランタンや調味料も置けます。
つまり、テーブルは「あったら便利」ではなく「必須アイテム」なのです。
選ぶ前に知っておきたい基礎知識

では、具体的にどんな種類があるのでしょうか?
高さの種類と使い分け
キャンプ用テーブルの高さは大きく3タイプに分かれます。
- ローテーブル(30〜40cm): 地面に近い座り方に最適。チェアを使わずお座敷スタイルで過ごす方向け
- ミドルテーブル(45〜60cm): ローチェアと組み合わせやすい高さ。リラックスしながら食事ができる
- ハイテーブル(70cm前後): 立ったまま作業しやすく、調理台として便利。ハイチェアとセットで使う
正直なところ、初心者には高さ調節機能付きがおすすめです。シーンに応じて使い分けられるため、失敗が少ないです。
素材による特性の違い
素材選びも重要なポイントです。
| 素材 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| アルミ | 軽量、サビに強い、手入れ簡単 | 冬場は冷たい、安っぽく見えることも |
| 木製 | 見た目が温かい、雰囲気が良い | 重い、水濡れに弱い、メンテナンス必要 |
| スチール | 頑丈、安定感抜群 | 重い、サビやすい |
筆者が実際に3泊4日のキャンプで木製テーブルを使ったとき、夜露で天板が濡れて翌朝シミができてしまった経験があります。それ以来、初心者には「まずはアルミ製で十分」とアドバイスしています。
収納方式の種類
持ち運びやすさに直結するのが収納方式です。
- 折りたたみ式: 天板を二つ折りにするタイプ。設営が簡単だが、収納サイズはやや大きめ
- ロール式: 天板を巻き取る。非常にコンパクトになるが、組み立てに若干時間がかかる
- 分割式: 脚と天板を完全分離。最もコンパクトだが、パーツ管理が必要
初めてロール式テーブルを組み立てたとき、天板の巻きグセが強くて「これ、本当にテーブルになるの?」と焦りました。慣れれば約3分で組み立てられますが、最初の1〜2回は戸惑うかもしれません。
選び方のチェックポイント

ここからが本題です。失敗しないための具体的なチェックポイントをステップで解説します。
STEP1: 使用人数とサイズを決める
まず考えるべきは「何人で使うか」です。
目安としては、1人あたり幅40〜50cm、奥行き30〜40cmが必要です。つまり、ソロなら40×30cm程度、2〜3人なら60×40cm、4人以上なら90×60cm以上が快適です。実際に90×60cmのテーブルで家族4人が食事をすると、大皿料理2〜3品、小鉢、コップを並べてちょうどいい感じでした。
初心者がやりがちなミス: 「とりあえず大きいの買っておけば安心」と考えて120cmの大型テーブルを買ったものの、軽自動車に積めず困るパターンです。使用人数+収納スペースの両方を考慮しましょう。
STEP2: 車の積載スペースを確認する
意外に見落としがちなのがこれ。購入前に必ず車のトランクサイズを測ってください。
収納時のサイズが60cm以下なら、ほとんどの車に積み込めます。逆に90cm以上になると、後部座席を倒す必要が出てきます。筆者の友人は、収納時90cmのテーブルを買って「家族全員分の椅子が積めなくなった」と後悔していました。
特にソロキャンプでバイクや自転車を使う場合、収納サイズは最重要ポイントです。
STEP3: 設営のしやすさを重視する
ここ、本当に大事です。
初心者向けは「ワンアクション設営」できるタイプ。折りたたみ式なら脚を開くだけ、数秒で完成します。一方、ロール式は天板を広げて脚を差し込む必要があり、初回は5〜10分かかることも。
疲れて帰ってきた夜、暗闇の中でテーブルを組み立てる...想像してみてください。設営が複雑だと、それだけでキャンプが億劫になります。「慣れてきたら凝ったデザインにステップアップ」という考え方がおすすめです。
STEP4: 安定性と耐荷重を確認する
見た目だけで選ぶと、使用中にグラグラして後悔します。
耐荷重は最低でも20kg以上、できれば30kg以上あると安心です。ダッチオーブンや大きな鍋を置く予定があるなら、50kg以上の製品を選びましょう。実際に耐荷重15kgのテーブルで鍋料理をしたとき、鍋を動かすたびにテーブルがしなって冷や汗をかいたことがあります。
また、脚部の太さや形状もチェック。X字型の脚は安定感がありますが収納サイズが大きくなります。四隅独立タイプはコンパクトですが、地面が不安定だとガタつきやすいです。
STEP5: メンテナンス性を考える
キャンプで使うと、必ず汚れます。
アルミ製なら水で洗い流すだけでOK。木製は使用後に乾いた布で拭き、定期的にオイルを塗る必要があります。ズボラな筆者は、メンテナンスフリーのアルミ製に落ち着きました。見た目の温かみは木製に劣りますが、手軽さは圧倒的です。
「最初はアルミで慣れて、キャンプスタイルが固まってから木製に挑戦」という段階的アプローチがおすすめです。
失敗しがちなポイント

ここでは、筆者や周囲のキャンパーが実際に経験した「買ってから気づいた失敗」を共有します。
失敗例1: 高さが合わずチェアと組み合わせられない
一番多い失敗がこれです。
ローテーブル(30cm)とハイチェア(座面高40cm)を組み合わせると、膝がテーブルに当たって食事ができません。逆にハイテーブル(70cm)とローチェアだと、腕が疲れます。必ず「チェアの座面高+30〜35cm=テーブル高」になるよう調整しましょう。
だからこそ、初めての一台は高さ調節機能付きが失敗しにくいんです。
たとえば、こちらのは45〜65cmに高さ調節できます。参考価格8,680円で、サイズは90×60cm、重量4.5kg。木目調のアルミ天板で見た目も良く、初心者が最初に買う一台として評価が高い製品です(評価4.64/5.0、269件)。実際に使ってみると、設営は約5分、ロール天板のクセが気になるのは最初だけで、3回目には慣れました。
失敗例2: 重量を見落として持ち運びが辛い
「しっかりした作りのテーブル」を選んだ結果、重量8kgで運搬が地獄に...というパターンです。
目安として、ソロなら3kg以下、ファミリーでも6kg以下が持ち運びやすいラインです。駐車場からサイトまで距離がある場合、重量は死活問題になります。筆者は一度、7kgのテーブルを300m運んだだけで腕がパンパンになりました。
軽さ重視なら、アルミ製のコンパクトモデルが正解です。
このは超軽量のアルミ製で、39.5×34×31.5cmとソロに最適。参考価格2,480円とコスパも抜群です(評価4.59/5.0、474件)。実際に片手で持てる重さで、バックパックの外側に括り付けて持ち運べました。一人分の食事とコップを置くには十分なサイズです。
失敗例3: 収納袋がなくて車内が傷だらけに
意外と盲点なのが収納袋の有無です。
袋がないと、テーブルの角が車内や他のギアを傷つけます。また、泥や汚れが他の荷物に付着することも。購入時には「収納ケース付き」と明記されているか確認しましょう。後から別売りケースを買うと、サイズが合わなかったり、余計な出費になったりします。
失敗例4: 「多用途」を信じすぎて中途半端に
「調理にも食事にも使える万能テーブル!」という謳い文句に惹かれて買ったものの、実際は調理には低すぎ、食事には汚れが気になる...というパターン。
正直なところ、調理台と食事用テーブルは分けたほうが快適です。予算が許すなら、メインテーブル+サブテーブル(調理台)の2台体制がおすすめ。最初は1台で始めて、必要性を感じたら追加するのが賢い選択です。
予算別おすすめテーブル
では、具体的にどんなテーブルを選べばいいのか、予算別に紹介します。
エントリー価格帯(5,000円以下): まずはここから
「キャンプを続けるかわからないから、とりあえず安いので試したい」という方向け。
は参考価格3,970円ながら、拡張性が高いのが特徴。ユニットを組み合わせてサイズを調整でき、評価4.55/5.0(1,196件)と人気です。ただし組み立てには慣れが必要で、初回は10分ほどかかりました。「安くても機能性がほしい」という方に向いています。
この価格帯の注意点: 耐久性は高価格帯に劣ります。年1〜2回のライトユーザー向けで、月1以上の頻度で使うなら次の価格帯がおすすめです。
ミドル価格帯(5,000〜10,000円): コスパ最強ゾーン
実は、この価格帯が一番充実しています。
は参考価格6,250円で、収納ケース付き。60×35×23cmのラックは単独でも使えますし、重ねて棚にすることも可能。評価4.68/5.0(1,264件)と信頼性が高いです。実際に使ってみると、脚を畳むと厚さわずか数cmになり、車の隙間にスルッと収まりました。テーブルとしてだけでなく、荷物置き場や調理台の下段として使えるのが便利です。
さらに天板がほしい方には、が参考価格7,900円。竹製天板(約1.8kg)がセットになっており、ラックと合わせて約3.6kg。評価4.67/5.0(836件)です。竹天板は見た目が良く、熱い鍋を直接置けるのがメリット。ただし水濡れ後は必ず拭いてください。筆者は一度放置してシミを作ってしまいました。
3個セットならが参考価格8,250円。収納ケース付きで評価4.80/5.0(356件)。3段にすれば高さ約70cmの棚になり、キッチン周りの収納力が劇的に上がります。ファミリーキャンプで荷物が多い方におすすめです。
この価格帯の強み: 品質と価格のバランスが取れており、初心者が「失敗した」と感じにくいゾーンです。年10回以上使っても2〜3年は問題なく使えます。
プレミアム価格帯(10,000円以上): 長く使いたい方へ
キャンプを趣味として続けると決めた方、見た目にもこだわりたい方向け。
は参考価格9,980円。サイズ120×70cm、重量5.8kg、耐荷重30kg、高さ45〜65cmに調節可能です。評価4.62/5.0(232件)。実際に4人家族で使ったところ、メイン料理、サラダ、スープ、パン、飲み物を全て並べてもまだ余裕がありました。ただし収納サイズが大きめなので、軽自動車の方は事前にトランク寸法を確認してください。
は参考価格9,652円。天然木(ブナ)の天板が美しく、サイズ90×60×45cm、重量6.7kg。評価4.58/5.0(248件)。木製ならではの温かみがあり、サイトの雰囲気が一気にグレードアップします。ただし、使用後は必ず乾拭きし、半年に一度はオイルメンテナンスが必要です。手間を惜しまない方にはぴったりの一台です。
は参考価格14,080円(セール時12,980円)。幅120×70cmの大型サイズで、カラーはナチュラル、